山形のソウルーフード「ひっぱりうどん」は、安い・早い・うまい+体によい 一人暮らしの家族にも伝えたい健康食!

ひっぱりうどん
この写真はイメージ用に撮影。実際にはつけダレを絡ませた見た目は今ひとつながらもよいところがいっぱいの郷土料理。

ひっぱりうどんってご存知でしたか?

ひっぱりうどんは、安くて早い(簡単)だけではなく、これを食べると、家族みんな笑顔で体はぽかぽか。さらに積極的に食べておきたい食材で作られた健康食。郷土料理というよりも、今でも当たり前のように食べられている山形(内陸地方)のソウルフード。テレビでも紹介される機会も多くなりました。

「ひっぱりうどん」とは

茹でたてのうどんを鍋ごと食卓の中心におき、うどんを鍋から"ひっぱり”ながら自分の椀にいれて食べる。そのタレは、納豆、サバ水煮缶、生卵、味付けに醤油をまわしかけて混ぜたもの。薬味にネギや七味唐辛子を使う。納豆×サバ缶は絶妙な味わい。

簡単でおいしいだけじゃない。

そもそも超健康食材の納豆に生卵、これにDHA.EPAが豊富な汁入りのサバ水煮缶との取り合わせ。これに山形の青菜漬けを刻んで入れれば、食物繊維も乳酸菌もプラスされる。オール無添加の健康食材で作り上げられた健康長寿の食事であることに気付いてほしい。

どうしてこんな料理が生まれたのか?

ここは雪深い山形。昔は12月から長い冬ごもり生活に入る。その間の食料は、米や大豆などの穀類、漬物、塩蔵品、乾物、雪の中や納屋で保管しておく大根や白菜などの野菜などの「保存食」でやりくりする。納豆売りが来るはずもなく、納豆までも自家製。ひっぱりうどんは、昭和の初期ころまでは、食べるものがないときの食事で、ネギ納豆で食べていたと記録があります。現在の形になったのは、乾麺、缶詰、卵などが簡単に入手できるようになった戦後以降でしょう。

誰でも簡単に食べられる。

なにしろ、スーパーやコンビ二でも安価に手に入る食材で、包丁を使うといえば葱を切ることぐらいで、台所を汚さず、食材としては一切ゴミがでず、簡単にできて、大人から子供までおいしく食べられる(もう一つ加えるなら、具材や味付けのアレンジは無限大)。だから、山形では今もなお,当たり前のように食べられている。

我が家流のオリジナルひっぱりうどんのアレンジレシピ

<材料> 1人前
◆乾うどん(コシのあるタイプ)1人前
◆サバ缶(汁ごと)0.5缶 ◆納豆1P 
◆長ネギ小口切り ◆柚子1/4(または柚子果汁)
◆醤油(または漬物) ◆オリーブオイル(または胡麻油、えごま油、亜麻仁油)
◆一味唐辛子(またはすりごま)
※ひっぱりうどんの基本食材「卵」は食感の好みによって入れていません。
 入れたほうが栄養アップ間違いなし。

<作り方>
1)サバ水煮と納豆を混ぜ合わせて醤油で味付けしておく。
2)トングを使って鍋から自分のお椀にうどんを盛る。
3)うどんにオイルをまわしかける。
4)1をのせて、柚子を絞り、薬味を加えて、よくかき混ぜて食べる。
5)食べ終わったら、ゆで汁を入れて一口。お椀もきれいになる。

※我が家はつけダレをうどんに絡ませて食べる。
※漬物を使うときは、青菜漬け、白菜漬け、キムチなど。
※納豆+オリーブオイルで血管強化、血圧抑制、善玉コレステロールアップ、カルシウム強化、便秘解消に。
※暑い季節なら、うどんは冷水で〆てから。山形郷土料理「だし」をかけても。

野菜などを加えてさらに栄養アップ!

うどんが茹で上がった頃にその鍋に青菜(小松菜や春菊、茎立菜)を入れると、ほどよい茹で加減になります。具材の一つとして食べます。そのほか、わかめ、刻み海苔、とろろ、めかぶ、しらす、生野菜など。体にいいものならたくさん入れて。

最後に・・・

ひっぱりうどんは、コンビニでも購入できる食材でしかも安価。なのに、健康によい食事が、茹でる・混ぜる だけで誰でも簡単にできてしまう。だから、料理をしたことのない人でもOK。食べているものに不安がある離れた家族の方がいらっしゃいましたら、是非お伝えください。

以上、山形のソウルフードひっぱりうどんのご紹介でした。