P1170541おくら

今年は猛暑。プランター栽培などは土の量が少なく、あっという間にカラカラになってしまいます。
子供たちが学校であさがおや野菜の栽培をしているかと思いますが、ここはしっかりとサポートしてあげて結果をみせてあげたいものです。


プランター栽培の暑さ対策 5つのポイント


◎その1 乾燥を防ぐ
土の表面の乾燥を防ぐために表面に腐葉土を少し撒き、その上にワラや、籾殻、観葉植物などで使うバークチップなどを敷く。ワラなどがないときは、1)ウサギ用の餌の牧草、2)雑草を抜いて乾燥させたもの、3)麦茶の出し殻を乾燥させたもの、乗せても効果があります。ほかに、鉢植えなどでわざと雑草を生やしておいても効果があります。伸びたら抜いてそのまま鉢に。

◎その2 水やりは毎朝欠かさずに
水やりは毎日ゆっくり、たっぷり。なるべく朝一番にあげます。小さな鉢はすぐに水分が蒸発するので、乾いていれば夕方にも。

◎その3 西日の当たらない場所で
鉢やプランターは日陰または午前中だけ陽の当たる場所に置く。移動できない場合は、鉢に直接日光が当たらないように二重鉢にしたり、ブロックなどを置く。

◎その4 栄養を切らさない
栄養を切らさない。その植物の生長ステージに合わせて必要な肥料を与える。目安は一週間に一度程度。窒素が少なくミネラルが多い肥料がおすすめ。

◎その5 プランターがカラカラになったら
葉がしおれていたら、日陰に移動してジョウロで葉に水をかけてあげます。プランターの土がカラカラに乾燥すると水の吸収が悪くなります。水を汲んだバケツに鉢ごと10分ほどつけておく。

 このポイントを私たち人間に例えると、しっかり水分補給して、直射日光を避けて、帽子などをかぶり、ちゃんと食べて、熱中症になったら体を冷やす、ということです。人間も植物も同じです。

 一番は土壌環境に善玉菌(麹菌、酵母菌、乳酸菌、放線菌、)を増やして、団粒構造に近づけることがベスト。腐葉土が多く、ダンゴムシがいるようなところの土(善玉菌がたくさんいる生きた土)を乗せ、その上を枯れ草を敷き詰めるだけでも環境は大きく改善されます。

 ちなみに猛暑に強い野菜は、オクラ、モロヘイヤ、ゴーヤ、茄子など。

病気や日焼け対策


 強すぎる陽射しで乾燥気味になったり、強風で葉がこすれたり、肥料が多い、少ないなどの原因は、葉の表面の能力を弱めて病気や害虫の影響を受けやすくなります。

 アサガオやきゅうりなどは、葉に白いカビが生える「うどん粉病」が心配です。葉に白いものが付き始めていたら葉を取り除き、蔓延を防ぎます。

うどん粉病や尻腐れ病、日焼け対策に

 家庭菜園では木酢液を利用される方も多いですが、家庭の掃除で役立つ、クエン酸と重曹の違いのように、酸性とアルカリ性を使い分けるとよいです。

 ホームセンターなどで販売されている「消石灰」を水1リットルに対して2g(500倍)をよく溶かし、2週間に一回ほど霧吹きでかけてみてください。
 カルシウムが補われて、葉はピンとなり、病気や虫に強くなります。トマトやピーマンなどの尻腐れにも役立ちます。また石灰が直接葉につくことで強い陽射しの日焼け防止にもなるのです。


 今回はここまで。是非、最後まで元気に育て上げて、植物の生長から人間の成長についても感じとってください。